障害年金って知ってました?病気や怪我で生活や仕事などが制限されるようになった場合にもらえる年金のことです。年金という名前ですが、現役世代のひとももらうことが出来ます。実は現代において、障害年金の約6割(200万人)がうつ病などの精神障害で受給しています。公的保障の薄い(障害厚生年金のない)自営業・フリーランスは真剣に考えないといけません。今日は、この障害リスクを発見して将来に備えていきましょうね。
さあ、深呼吸してレッツ・リーディングです。
【目 次】
(1) 障害年金とは
(2) 障害年金をもらえる条件とは?いくらもらえるの?
(3) 民間の就業不能保険は必要?
(4)まとめ
(1) 障害年金とは
障害基礎年金、障害厚生年金の2つがあります。
自営業・フリーランスは障害基礎年金のみ
会社員なら障害基礎年金、障害厚生年金の両方がもらえます。
障害の程度としては下記のように分けられています。
1級 他人の援助を受けなければ、ほとんど自分の用事を済ませることが出来ない。
2級 必ずしも他人の援助を受ける必要はないが、日常生活を送ることが極めて困難で、労働収入を得ることができない。
3級 日常生活を送ることはできるが、フルタイム勤務に耐えられない、軽作業しかでき
ない。
(2) 障害年金をもらえる条件とは?いくらもらえるの?
3つの条件を満たしているともらえます。
① 初診日(病気や怪我を初めて診察してもらった日)を証明できること
② 初診日に国民年金(厚生年金)に加入しており、加入期間の3分の2以上保険料を納めていること
③ 障害認定日(初診から1年6ヶ月経過した日)に障害状態であること
になります。
いくらもらえるかはモデルケースでていきましょう見ていきましょう。
35歳会社員勤め始めてから今までの平均年収300万円妻1人子ども1人だとすると「障害1級」になってしまった場合、受給額は約190万円月額約16万円になります。
万が一働けなくなっても収入が0になるわけではありません。安心のセーフティーネットがあります。
(3) 民間の就業不能保険は必要?
公的保障の薄い(障害厚生年金のない)自営業・フリーランスにとって民間の就業不能保険というものがあります。ただ、就業不能保険は、精神障害は保障してくれません。保障していたとしても一生涯ではないので注意が必要になります。精神疾患を抱える患者数は、平成14年260万人から平成29年約420万人と激増しています。他人事ではないですよね。私たち自営業・フリーランスは、しっかり貯金して防衛が一番良い選択肢のようですね。
(4)まとめ
会社員・公務員には、障害年金と障害厚生年金の2つがあります。民間保険にも入っている時は、見直してみましょう。もう手厚い保障に入っているので、貯金のほうが良い場合もあります。自営業・フリーランスは貯金しておくのが一番です。お互いに頑張りましょう。
今日も皆様がご機嫌良く過ごせるよう応援しています
ありがとうございました。
参考文献:「お金の大学」両@リベ大学長
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