" /> ノルディックウォーキングって? | 夏実のフィットブログ

ノルディックウォーキングって?

たのしいこと発見

気持ち良く晴れた日には、ウォーキングをしている方を本当に多く見かけます。そんな時にポールを持っていくとより効果が上がります。今日はそんなノルディックウォーキングのご紹介です。

○ノルディックウォーキングの歴史

ノルディックウォーキングの始まりは、クロスカントリースキーの選手の夏のトレーニングとして行っていたポールランニングでした。やがて1997年にフィンランドで初めてノルディックウォーキングが発表されました。誰でも簡単に覚えられ、5~10分で運動効果を感じられる、最も運動効果の高いスポーツとして広まりました。やがてフィンランドでは瞬く間に広がり、今では世界中に広まっています。

○ノルディックウォーキングの効果

  • 優しいスポーツです。

ポールを用いることにより、上半身の筋肉をもトレーニング出来ます。全身運動ということもあり、継続することで心肺機能が強化され、生活習慣病(例えば高血圧や動脈硬化、心臓病)の予防と改善につながります。またジョギングより心臓血管に対する負担の少ないスポーツです。

  • 運動効果にエクササイズ効果が得られます。

ウォーキングと比べてノルディックウォーキングはエクササイズ効果を30~40%以上引き上げることができ、カロリー消費が良くなります。筋肉はカロリー消費を促す唯一の器官のため、筋肉を活動させればさせるほど、カロリー消費がアップします。

  • ダイエット効果

酸素を体に取り入れる有酸素運動なので、脂肪や糖質を燃焼させ肥満予防になります。

  • リハビリ効果

スポーツなどの怪我や術後のリハビリとして回復力を促します。

○ノルディックウォーキング効果の事例

・脊椎を三ヶ所手術した79歳の男性の例です。

手術後、自宅周辺を二本の杖を持って散歩をかねてリハビリしていたそうです。人目を避けるようにして歩いていたそうですが、とても寂しいものがあったそうです。足は前に出ないし気持ちは焦るしで、そんな折奥様に連れられて参加したノルディックウォーキングの会で「これだ」と実感したそうです。それから惨めであった二本の杖からポールに持ち替え、何処に行くにも必ず持参するようになったそうです。一か月後、自信を持って歩く姿に笑顔が戻ってきました。病院の先生が驚き「何をしたのですか?」と聞いてきたほどの回復ぶりだったらしいです。彼は「二本のポールを持って歩くことで安心して移動可能なんです」と答えています。不安という脳のプログラムを書き換えながら歩ける筋力を作ります。今でも「かっこよく歩きたい」の一念で頑張っていらっしゃるそうです。

他にも、さまざまな回復例があります。

○ノルディックウォーキングの歩き方

ノルディックウォーキングはポールで地面を押しながら歩きます。ポールは足の前に杖のようにつくのではなく、大体開いた両足の真ん中位を目安におきます。そして地面をポールで押すようにして歩きます。そうすることで胸がはれて背中が伸び、腕の力も鍛えることができます。

こんなノルディックウォーキングぜひご一緒にやってみませんか?今月に一度矢祭町でいろんな場所をノルディックウォーキングで歩く教室をやっています。【楽しく健康に】が合言葉です。あなたのご参加をお待ちしています。

上記は日本ノルディックウォーキング協会の指導者テキストから引用しています。

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