休日に、おじいちゃんとカメラを持って山にきたマルオ君。キャンプ道具を広げ、コーヒーの準備を始めましたよ。
「ラブ・ストーリー」著者:星野道夫より抜粋
「立ち木を組み、キャンバステントを張り、小さな薪ストーブを中に入れる。
流木を集め、火をおこし、湯をわかす。
テントの煙突から白い煙が立ち昇り、コーヒーのかおりがあたりに漂ってくると、やっとホッとした。
こんな野営が何事にも代え難く好きだった。
幸福を感じる瞬間とは、ありふれて、華々しさのない、たまゆらのようなもなのだった。
人間の持つ哀しみと悠久なる自然。
寄せては返す波の調べに心が静まるのは、私たちの身体のどこかに、遠い海辺の記憶が残っているからだろうか。」
星野道夫さんは自然に関してこんな事も言っています。
人は、なぜ自然に目を向けるのだろう。アラスカの原野を歩く一頭のグリズリーから、どうして僕たちは目を離せないのだろうか。それはきっと、そのクマや小鳥を見つめながら、無意識のうちに、彼らの生命を通して自分の命を見つめているからなのかもしれない。自然に対する興味の行きつく果ては、自分自身の生命、生きていることの不思議さに他ならないからだ。
ぼくたちが生きてゆくための環境には、人間をとりまく生物の多様性が大切なのだろう。
何事も多様性が大事ということを教えてくれていますね。運動も同じものばかりではなくて、多様性を持たせたほうがいいです。同じ筋肉にばかり偏らないようにね。
自然の多様性と運動の多様性の大事さに納得しながらコーヒーを飲んでいるマルオ君とおじいちゃん。いい写真が撮れるといいですね。
今日も皆様がご機嫌に過ごせるよう応援しています。
ありがとうございました。
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